■ 今日も起きている交通事故
駆けつける救急スタッフや警察官、大破した車、負傷者の搬送。
事故直後の現場を捉えた映像から緊迫した空気が伝わってきます。
事故はなぜ起きたか。交通ルールの何が守られていなかったのか。
これらを見直すことが事故防止には欠かせません。
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■ ドライバーには安全運転をする義務と責任がある
ハンドルを握った瞬間からドライバーには交通ルールを守って安全運転をする義務と責任が
生じます。運転中に交通ルール違反を犯したり、また事故を起こせばその内容に応じて
刑事上の責任(懲役、禁錮、罰金)、行政上の責任(免許の停止、取り消し)、民事上の責任(損害賠償)を負うことになります。
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■ 実際の事故現場映像が伝える交通事故の恐ろしさ
●事故映像①:一時停止をしなかった乗用車が右から来た軽トラックと出合い頭に衝突。
事故現場の映像から一時停止無視の危険性がじかに伝わってきます。
●事故映像②:幹線道路で発生した多重追突事故。なぜこれだけ多くの車が次々と追突してしまうのでしょうか。
ドライバーが前を見なくなるのはどんな場合か。統計資料を基に解説します。
●事故映像③:見通しのよい交差点で発生した軽自動車同士の衝突事故。
高齢ドライバーが相手の車の速度と距離を読み間違えたと思われます。
優先道路を走る車も脇道の車の動きを確認する慎重さが必要です。
●事故映像④ スピードの出し過ぎによる単独事故。
ドライバーは重傷、救出には工作車が出動しました。もしドライバーが制限速度を守っていたら、例え事故を起こしたとしてもこれほどの大事故にはならなかった筈です。
■ 四人の事故体験者に学ぶ
その① 出合い頭事故を起こした熊野さん
熊野さんは数年前に一時停止交差点で衝突事故を起こしました。時間に遅れそうになり焦っていたため一時停止をしないで交差点に進入、左から来た車と衝突しました。普段は慎重な人でも、焦ると交通規則を無視してしまいます。焦ると危険な運転をする自分の性格や行動パターンを認識しておくことが大切と日本交通科学学会の大久保堯夫教授は指摘します。
その② 追突事故を起こした渡辺さん
渡辺さんは運転中にタブレットで地図を見ていて追突事故を起こしました。タブレットに限らず運転中に携帯電話で通話したり、メールの送受信をするのは道路交通法違反であり、大変危険な行為です。時速30キロで走行中に3秒脇見をしたら、その間に車は24メートルも進んでいます!
その③ 左折事故を起こした中村さん
中村さんは左折しようとして直進車と衝突。直進車を認識していましたが信号が
黄色になったので「止まるだろう」と左折を開始したところ、相手が止まらなかったので
衝突したのです。相手の動きの確認が不十分だったのが事故の原因となりました。
その④スピードの出し過ぎによる無謀運転で単独事故を起こした永松さん
永松さんはスピードの出し過ぎの無謀な運転で事故を起こしました。
一瞬の事故で永松さんは一生手足の自由の利かない体になってしまいました。
永松さん は言います。「注意一秒怪我一生という標語がありますが、事故は一瞬で起きます。事故の翌日には人生がまったく別の方向に向いてしまいました。」
■ 事故体験者の失敗に学ぶ事故防止のポイント
四人の事故体験者は交通事故防止のために苦い失敗を語ってくれました。
事故の形態は違っていますが、共通しているのは「安全運転の基本」が守られていなかったことです。事故後、四人はどんな注意をして運転するようになったか。
そこから事故防止のポイントを学ぶことができます。
■ 「安全運転の基本」は交通ルールを守ること
交通ルールは道路利用者みんなが安全、円滑に通行する上で守るべき基本的な約束。「安全運転の基本」である交通ルールを守ることは、あなたばかりではなく、
道路利用者みんなの安全を守ることになります。
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